参加者の皆様。アロマヨーガ療法にご参加ありがとう🤗
ヨーガ療法では緊張と弛緩を繰り返すことで心も身体も緩むから本質の自分につながりやすくなる🌈
アロマヨーガ療法では「ヨガの後の対話タイム」もとても素敵なひとときで、この時のみんなは社会的な立場や母親、職業人、妻でもなんでもなく「そのままの自分」。
対話を通し、自分の根っこの感情に気づき、感じ、味わう時間。
それは時に痛みを伴う作業ではあるからこそ、1人ではなく安心安全を感じやす場で仲間と繋がりながら自分と繋がってみよう🌸
このようにして「安心安全の場」で仲間と繋がることの公認心理師の観点からも考察✏️
集団精神療法」の理論的基礎を築いた一人である、アメリカの精神科医ヤーロムIrvin D. Yalomが唱える「グループが与える11の治療的因子」を、以下の通りあげてみます(武井麻子「グループという方法」より抜粋、改変)。
1.希望をもたらすこと
「ここに来るとホッとする」「なんとかやっていけそうな気がする」など、将来への希望が持てる場面を得ることができる。
2.普遍性
様々な人々と接することで「自分だけではない」という安心感が得られる。
3.情報の伝達
病気の症状や日々の生活上の困りごとへの対処法など、他のメンバーから自分に役立つ情報を得ることができる。
4.愛他主義
グループでの自分の言動が誰かの役に立ち、誰かに喜ばれることで、自分自身が必要とされている存在だと感じることができる。
5.初期の家族関係の修正的繰り返し
現実の家族と異なる許容的なグループで、受け入れがたい感情すら受け入れられる体験を通し、過去の圧倒的な感情の陰に隠されていた別の感情に気づくことができる。
6.社会適応技術の発達
安心感のあるグループのなかで、疑似的な社会体験を得て成長することができる。
7.模倣行動
生活技能、対人関係などにおいて、他のメンバーが持つパターンを参考にしたり、模倣して新しい対処法を得ることができる。
8.対人学習
グループのなかで言語的あるいは非言語的コミュニケーションが健全に機能することにより、安全な対人関係が体験できる。
9.グループの凝集性
一体感の強いグループにおいて、受け入れられたという安心感によりコミュニケーションが活発化して、互いに強い影響を与えあう。
10.カタルシス
グループの中で受け入れられたと感じることで、奥底にしまっていた感情(特にネガティブな感情)に直面し、それを語ることでこころが癒されていく。
11.実存的因子
生きる意味や孤独、死などといった人生の真実について、ひとりではなくグループの中で探索することにより、次第に向き合っていけるようになる。
次回は7月8日を予定しているよ😄🌿
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