生きづらさ抱える民よ!ポリヴェーガル理論と出会ってくれ!

ポリヴェーガル理論という心理的な状態や身体的反応がどのように神経系の働きによって影響を受けるかを説明する理論なのだが、

この理論に出会って、

私は下記の不明瞭であった点についての解明ができ始めてきた😊

・自分が学んできたヨーガ療法がなぜこんなにリラックスするのか?

・トラウマセラピーにおいて、なぜ過去の記憶を再び思い出すことが治療につながらないのか?

・治療の段階(まずは神経系を整えることが大切)

そして、今までは患者さんから「治りますか?」と聞かれたり、面談中に取り乱す患者さんへ戸惑いがあったが今は

この理論を元に「回復する」し、感情の表出の過程も自律神経系の流れから捉えることができ始めてきていて、

自分自身が安心安定の中でセラピーができるように少しずつなってきている😊

今後、

自律神経系のエクササイズを目的としたヨーガ療法の教室を開設したいなあと構想中✨

安心安全の感覚を一緒にヨガで構築していこう🌈

●ポリヴェーガル理論とは

ポリヴェーガル理論(Polyvagal Theory)は、神経系と感情、行動との関連を解明する理論で、特に自律神経系の働きに注目しています。この理論は、心理的な状態や身体的な反応がどのように神経系の働きによって影響を受けるかを説明し、特に迷走神経(Vagus Nerve)の役割を強調します。ポリヴェーガル理論は、神経系がどのようにストレスやトラウマに反応し、また、個人の社会的なつながりや安全感を感じる際にどのように機能するかを理解するための基盤を提供します。

  1. ポリヴェーガル理論の主要な概念

(1) 自律神経系の3つの主要な状態

ポリヴェーガル理論によれば、自律神経系は主に3つの状態に基づいて反応します。

  1. 安全・リラックス(腹側迷走神経優位)
    • 腹側迷走神経(Ventral Vagal Nerve)が優位になると、リラックスして社会的なつながりを感じ、共感や親密な関係を築くことができます。この状態では心拍数が安定し、呼吸も穏やかになります。
    • 社会的な交流が活発になり、安心感を感じることができる状態です。
  2. 闘争・逃走反応(交感神経優位)
    • 交感神経が優位になると、ストレスや危険を感じて闘争または逃走の反応を示します。この反応は、命の危機を感じたときに体が素早く対応するためのものです。心拍数の増加、呼吸が浅く速くなるなどの変化が起こります。
    • この反応は身体が緊張し、戦うか逃げるかの選択肢を取るために体を準備します。
  3. 凍りつき・シャットダウン(背側迷走神経優位)
    • 背側迷走神経(Dorsal Vagal Nerve)が優位になると、極度の恐怖や無力感を感じた際に「凍りつき」や「シャットダウン」の反応が現れます。これは、生命の危機を感じて身体が「反応しない」ことを選ぶ状態です。
    • 体は動けず、感情的にも「閉じこもる」ような状態になることが多いです。
  4. 迷走神経の重要性

ポリヴェーガル理論の中心的な要素は迷走神経です。この神経は自律神経系の一部であり、身体と脳をつなぐ重要な役割を果たします。迷走神経は、特に以下の2つの枝を持っています。

• 腹側迷走神経: 社会的な相互作用やリラックス、共感的な反応に関連し、安全感や安心感を感じるときに働きます。

• 背側迷走神経: 危機的な状況で「凍りつき」や「シャットダウン」を引き起こすことがあり、過度なストレスやトラウマが原因で活性化します。

ポリヴェーガル理論では、この神経が心身の反応を支配しており、私たちの感情や行動に強い影響を与えると考えられています。

  1. 社会的接続と神経系

ポリヴェーガル理論はまた、社会的接続が神経系に与える影響を強調します。私たちが他者とつながるとき、腹側迷走神経が活性化し、リラックスし、共感を感じることができます。
逆に、孤立や恐怖を感じると、交感神経や背側迷走神経が優位になり、闘争・逃走反応やシャットダウンが引き起こされます。

この理論によれば、健康な社会的つながりが、心身の安定や回復力を高め、トラウマやストレスからの回復を助けることができます。

  1. ポリヴェーガル理論の実際的な応用

ポリヴェーガル理論は、心理療法やトラウマ治療においても重要な役割を果たしています。この理論に基づくアプローチは、以下のような方法で応用されます。

(1) トラウマ治療

• ポリヴェーガル理論を用いたトラウマ治療では、身体的な感覚に焦点を当て、患者が自律神経系を調整できるようにサポートします。
呼吸法や瞑想、リラックス法などを使い、腹側迷走神経を活性化させて、安全感を感じさせることが目標です。

(2) ストレス管理

• ストレス反応を調整するために、呼吸法やリラクゼーション法が有効です。
特に、深い呼吸をすることで交感神経の過剰な活動を抑え、副交感神経を活性化させ、身体をリラックスさせることができます。

(3) 社会的つながりの重要性

• ポリヴェーガル理論では、社会的な接続が神経系に与える影響を重視しています。健康な社会的つながりやコミュニケーションは、心身の健康を支える重要な要素となります。

  1. まとめ

ポリヴェーガル理論は、私たちの神経系がどのようにして感情や行動、社会的なつながりに影響を与えるかを理解するための強力なツールです。
特に、迷走神経の働きを理解することで、トラウマ治療やストレス管理、社会的な健康の促進に役立てることができます。
この理論は、神経系の調整と社会的な接続を通じて、心身の回復力を高める方法を提供しています。

🌟現在の活動スケジュールです

私は世界中の女性が「私に生まれて良かった」と思えるためにあたおか女神活動をしている

「feel soul〜魂を感じろ〜」の福原飛鳥です。

私自身がなぜこの想いを元に活動しているかというと、

私は子供の頃から繊細で過敏。不安も強い頑張り屋さん。

何か結果を出せは自分の価値も出てくるだろうと思い、産後も頑張り続けたところ

メンタル不調に陥ったことから

自分自身について向き合い、弱い自分、ダメな自分も受け入れ始め、

少しずつ私らしく生きることがやっとでき始めたからです。

そこで、自分の当事者体験だけではなく、

公認心理師、精神保健福祉士として精神科に20年以上携わっている専門家としての知識も生かし、

「私の回復の体験が同じく困ったり悩んだりしている方たちのお力に少しでもなれたらなあ」、

「みんなが自分が生まれ持ったギフトに気づき自分自身を楽しんで生きることができたらいいなあ」と思い、

心療内科での仕事の他に体かたい人向けヨガ、アロマ療法、魂の道を歩むカウンセリング活動してます。

特に女性が笑顔で生きることは地球平和に繋がると考えているので、女性支援が大好きです。

・わたしの活動:

リワークココロおき楽さんでのヨガ教室、

石嶺公民館アロマヨガ教室、

奥武山公園アロマヨガ教室、

あがり症オンライン内でのあがり症克服ヨガ教室、

身体かたい人向けヨーガ療法(対面とオンライン)

個人カウンセリング(対面とオンライン)

・資格:精神保健福祉士、公認心理師、ヨーガインストラクター、レイキ、アロマセラピー検定1級

・職歴:日本女子大学社会福祉学科を卒業、東京の精神科病院5年、市役所保護課1年、琉球病院9年、心療内

科、訪問看護ステーション、福祉事業所などで5年。トータルで20年、精神科領域に関わっています。

・好きなアプローチ:ポロヴェーガル理論、S E療法(勉強中)、森田療法、ヨーガ療法、アロマ療法、笑い療法

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この記事を書いた人はこの人です

精神保健福祉士・公認心理師・ヨーガインストラクター
昭和56年東京に生まれ、東京育ち。
日本女子大学卒。

20代最後の年に1年だけ沖縄で暮らしたいと思い沖縄移住。

合コンで旦那に一目惚れし、出会ったその場でプロポーズ。

2児の母。精神保健福祉士歴15年。

精神科病院・市役所・国立病院・心療内科・福祉事業所勤務。

自分の不安や緊張に向き合いまくり

心理学・脳科学・スピリチュアル・メンタルヘルス・ヨガ療法に

取り組みまくっていたら

いつのまにか自己探求が趣味になっていたアラフォー。

「暗い」「重い」「辛い」と思われがちな「メンタルヘルス」に

笑いを!

そんな思いから2017年2月より「魂を感じろ」という

下ネタヘンテコブログ開設!!

2020年7月からは「自分の魂の物語」に気づき、

「本来の自分」を生きるをテーマに

体硬い人向けヨガ教室やお話会を毎月開催。

素敵な変わり者と繋がりたい。

このサイトに出会ってしまったそこのあなた。

どうかよろちくび。

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